除夜の鐘についての考察サイト

築地本願寺に染み渡る、除夜の鐘で新年を迎える

毎年大晦日になると、百八つの煩悩を洗い流すために、除夜の鐘の響きが町々に染み渡り、年が明けていきます。
厳かな雰囲気の中、除夜の鐘を聴いたり、または自分で鐘を突くことができる名のあるお寺は都内に幾つもありますが、その中でも築地本願寺は、独特の様式の建物がライトアップされ、一味違った年越しを味わうことができるお寺です。
築地本願寺は、1617年元和三年浅草近くに京都西本願寺の別院として建立、江戸浅草御坊と呼ばれていました。その後1657年明歴三年に大火で坊舎が焼失。幕府の区画整理で八丁堀海上の埋立地に再建され、築地御坊と呼ばれるようになりました。関東大震災での焼失後、昭和9年、東京大学工学部の伊藤博士の設計により再建。外観はインド様式の石造り、内部は伝統的な真宗寺院の造りとなり、独特な趣の建物として親しまれています。
築地本願寺では毎年大晦日の午後10時に始まる除夜会があり、たくさんの参拝者で賑わいます。除夜の鐘は希望者がつくことができます。本堂では法要が営まれ、12時前にカウントダウンがあり、新年に向けての書やコンサートなどの催し、境内では温かい飲み物などの屋台も出るなど、年越しの活気溢れる行事となっています。