除夜の鐘についての考察サイト

東大寺で除夜の鐘を撞きたい人は先着順で並びましょう

東大寺の鐘を梵鐘と呼びますが、その仕様は総高3.86m、口径2.71m、重量26.3tと非常に大きく、撞木はケヤキ造りで、長さ4.48m、直径30cm、重さ180kg、金具を入れると約200kgもあります。とても1人で鐘を撞けるものではありません。そのため、東大寺鐘楼で1月1日0時から行われる除夜の鐘撞きは、1回につき8名ずつ組になって綱を引くことで行われます。その8名は先着順です。他の除夜の鐘と同様、108回の鐘が撞かれるので、合計864人が参加できることになります。東大寺では整理券代わりの印刷物を12月31日の23時頃から配布し、これが配布し終わったところが列の最後尾になります。その印刷物を手に入れても列から離れると参加することができないので注意が必要です。この鐘がある鐘楼の歴史は古く、奈良時代の752年に栄西(ようさい)禅師が造ったと言われていますが、途中地震で1070年と1096年の2度落ち、鎌倉時代の1239年に龍頭部分が切れましたが、その後現在使われているものが今でもそのまま使われています。